商品ページのFAQは、購入前の問い合わせを集め、商品仕様や説明書、配送条件などの根拠を確認して作ります。サイズ、使用条件、似た商品との違いなど、購入判断に関わる質問から答えましょう。
回答は「結論→条件→確認方法」の順にまとめ、関連する商品説明にも反映します。この記事では、質問の整理から掲載後の見直しまでを5つの手順で紹介します。
商品ページのFAQには、何を書けばよいですか?
買う前に確認しないと判断できない情報から書きます。
収納用品なら設置に必要な寸法、衣類ならサイズの測り方、交換部品なら対応する型番などです。購入する人が、自分の用途に合うか判断できる内容を用意しましょう。
次の表は、質問を整理するときの例です。
| 質問の種類 | 購入前に知りたいこと | 確認する資料 |
|---|---|---|
| サイズ・適合 | 自分の環境で使える? | 寸法図・対応型番・説明書 |
| 商品の違い | どちらを選べばよい? | 仕様表・比較写真 |
| 使用方法 | 準備や組み立ては必要? | 説明書・同梱物一覧 |
| 配送 | 必要な日までに届く? | 在庫・出荷条件・配送案内 |
| 購入後の対応 | 返品・交換・修理を相談できる? | 返品条件・保証内容 |
1.購入前の問い合わせを集める
まず、メールや問い合わせフォームなどに届いた質問を整理します。氏名、住所、注文番号などの個人情報を原稿に含める必要はありません。
「横幅を教えてほしい」「この場所に入りますか」といった似た質問は、「設置に必要な寸法は?」という一つの質問にまとめます。
記録しておくと便利な項目は、次の5つです。
・質問の内容
・対象商品
・確認した件数と期間
・回答の根拠となる資料
・追加確認が必要なこと
問い合わせが少ない場合は、スタッフが購入者の立場で疑問を書き出したり、AIに質問候補を提案させたりする方法もあります。その場合は、実際に届いた質問と、想定した質問を分けて管理します。
2.購入判断に影響する質問から選ぶ
集めた質問は、次の3点で優先順位をつけます。
実際に繰り返し届いているか。
答えが分からないと購入を判断しにくいか。
仕様や店舗の案内を使って正確に答えられるか。
例えば、設置できるか分からない商品では、色の印象よりも寸法や必要な余白の説明が先に求められることがあります。
最初は確認しやすい4〜6問を目安にし、運用しながら追加すると進めやすくなります。この件数は、検索結果やAIでの表示を保証する条件ではありません。
3.「結論→条件→確認方法」で回答する
FAQの回答は、最初に質問へ直接答えます。その後、適用できる条件と、購入前に確認する方法を続けます。
例えば、次のような構成です。
質問:この収納用品は、洗面台の横に置けますか?
設置場所の幅・奥行き・高さと、商品の外寸を照合してください。扉や引き出しがある商品は、開閉に必要なスペースも確認します。商品ページの寸法図と、説明書に記載された設置条件をご確認ください。
これは書き方の例です。実際のページでは、その商品に必要な寸法や条件を確認して記載します。
「置けます」「問題ありません」とだけ答えると、どのような場合に使えるのかが伝わりません。対応していない条件がある場合も、購入前に判断できるよう説明しましょう。
4.比較表と商品説明にも反映する
「AとBは何が違いますか」という質問が多い場合は、比較表を作ります。
寸法、重量、素材、付属品などを同じ項目・単位で並べると、違いを確認しやすくなります。サイズの名称だけで判断しにくい商品では、具体的な寸法も添えます。
| 比較項目 | 商品A | 商品B |
|---|---|---|
| 寸法 | 確認した仕様を記載 | 確認した仕様を記載 |
| 重量 | 同じ単位で記載 | 同じ単位で記載 |
| 付属品 | 含まれるものを記載 | 含まれるものを記載 |
| 使用条件 | 対応範囲を記載 | 対応範囲を記載 |
| 購入前の注意 | 確認事項を記載 | 確認事項を記載 |
※上表は作成用のテンプレートです。
FAQで説明した重要な条件は、関連する商品説明にも反映します。寸法の説明ならサイズ図の近く、付属品ならセット内容の近くなど、必要な場面で確認できる配置にします。
画像で形や使用場面を見せながら、重要な条件は本文のテキストでも読めるようにしましょう。Googleも、重要な内容をテキストで提供し、内部リンクで見つけやすくすることを推奨しています。(Google Search Central)
5.掲載後は、閲覧と問い合わせの変化を確認する
公開日と変更したページを記録し、次の点を確認します。
改善したページが読まれているか。
関連する商品ページへ進んでいるか。
同じ質問が引き続き届いているか。
新たに説明が必要な質問が出ていないか。
問い合わせ件数は、訪問者や注文が増えれば増加することもあります。件数だけで判断せず、対象期間とアクセス・注文の変化も併せて確認します。
AI検索での紹介も調べる場合は、購入前に聞かれそうな質問を使い、回答と引用されたURLを保存します。AIに引用されたこと、ページに訪問されたこと、購入されたことは、それぞれ分けて記録しましょう。
よくある質問
Q.商品説明とFAQで内容が重なってもよいですか?
重要な条件は、どちらからでも確認できるようにします。配送や保証などの条件が変わった際は、記載が食い違わないよう一緒に更新してください。
Q.AIが作った質問をそのまま載せてもよいですか?
対象商品に必要な質問かを確認し、回答を商品仕様や説明書と照合してから掲載します。「よく聞かれる質問」と表現する場合は、実際の問い合わせ記録を根拠にしましょう。
Q.数字の情報が少ない商品はどうすればよいですか?
使用条件、準備物、選ぶときの注意点など、確認できる情報を具体的に示します。数字を無理に作る必要はありません。実測する場合は、測定方法や個体差も記録します。
Q.FAQを掲載するとAIに必ず引用されますか?
必ず引用されるとは限りません。まず購入者が必要な情報を確認できる内容を整え、公開後のアクセスや引用の変化を確認します。
商品ページの制作・更新を相談したい方へ
TETOMAでは、商品ページや特集ページの制作、既存ページの改善・更新を支援しています。
「どの情報を掲載すればよいか整理したい」「更新作業まで手が回らない」といった場合は、対象ページと困っている点をお知らせください。
